皆さんこんにちは!ヒロしばです。
今回は2020年5月31日に、娘のチビしばと北海道いぶり地方支笏三山の1つ[樽前山]に登って来たので、登山道や山の様子などを紹介します。
~この記事で分かる事~
・樽前山の場所や特徴
・登山道の様子や山の景色
・登頂までにかかる時間や難易度
チビしばも頑張りました!
登山初心者の方は登山に必要な道具や服装などをまとめたコチラの記事を、是非参考にして樽前山に挑戦してみてくださいね。
樽前山紹介|どんな山?場所や特徴など
樽前山(たるまえさん)とは
樽前山は珍しい三重式活火山として知られています。市内から七合目ヒュッテまで約60分、七合目から頂上まで約50分で登ることができます。
高山植物の観察、支笏湖や太平洋の雄大な景色を堪能でき、本格的な登山を身近に楽しめる山として親しまれています。
樽前山の場所
北海道千歳市と苫小牧市の中間にあたる、支笏湖の南側に位置している活火山です。
風不死岳、恵庭岳と並び支笏三山と言われ親しまれています。
登山口の7合目ヒュッテまで、隣接する千歳市、苫小牧市から車で約60分程で到着し山頂まで60分弱で登れるので非常にアクセスのし易い山です。
国道276号線を走り、樽前山へ向かう脇道に入ります。
一本道ですし案内看板が出ているので、道を間違えることは無いと思います。
樽前山の特徴
・子連れでも安心。
・雄大な景観を満喫出来る。
・晴天率は低めで霧がかっている日が多い。
・山頂付近は火山灰層なので転倒注意。
そんなに高い山なら登るのが大変なのでは?
樽前山最大の特徴は、7合目ヒュッテ駐車場(標高660m)まで車でアクセスすることが出来るので、実質登る高低差は400m程しかなく登山初心者でも1時間もあれば山頂まで行けるお手軽さです。
今回シーズン一発目の登山だったので娘とゆっくり登りましたが、それでも1時間20分程度で東山山頂まで行けました。
こんなにお手軽に登れる山なのに山頂からの景色は格別で、北には支笏湖、南には苫小牧港から見える太平洋、北西には蝦夷富士(えぞふじ)と呼ばれる[羊蹄山]を見る事が出来、更に眼前には樽前山の溶岩ドームから湧き出る火山ガスも見れます。
樽前山登山日誌|娘と登って来ました
それではここから、登山記録になります。
AM9:00~7合目ヒュッテ入り口到着
7合目ヒュッテに入る道の入り口で、駐車場の空き待ちの車が数台並んでいました。
当日は祝日で山開き直後と言うこともあり、とても賑わっていましたね。
とても人気のある山なので祝日に登るのであれば、早めに向かった方が良さそうです。
AM9:30~7合目ヒュッテ到着
30分ほど待ちましたが、無事に7合目ヒュッテの駐車場に車を停める事が出来ました。
それでは身支度を済まして、いよいよ登山開始です!
まずは、この登山口から見晴台に向かいますよ。
木々に囲まれた狭い登山道を進みます。
枝などが刺さる危険もあるので、出来れば長袖と軍手を着用した方が安全ですね。
AM9:40~見晴台到着
登り始めてから約10分程度で見晴台に到着しました。
登山開始10分でこの絶景です!山頂が楽しみになりますね。
この見晴台エリアは開けていて休憩する椅子もあるので、登山に慣れてない人は休憩して飲み物を飲んでから行きましょう。
登山で一番辛いのは登り始めです。
ここでしっかり休憩してペースを整えましょう!
AM10:00~見晴台を後にし森林限界へ
見晴台を後にして15分ほど歩くと森林限界(森林を形成出来ない限界点)に到着します。
道中は林に囲まれた狭い登山道を進みますが、階段が設置されているので登るのはさほど苦ではありません。
少し階段の段差が高い場所があるので、小さいお子様には少し大変かもしれません。
振り返れば、木々の間からこんな景色が見れる場所も沢山あるので、楽しみながらゆっくり登っていきます。
大体この辺りまで来ると、木々は無くなり森林限界となります。
どんどん標高も上がり、視界も開けるので景色が素晴らしいです。
AM10:44~森林限界を超え外輪山へ
森林限界を超えて外輪山へ向かいます。
この道中は階段が無くなり、地面が火山灰で形成されているのでとても歩きにくく滑るので、気を付けながら一歩一歩確実に登っていきます。
こんな大きな岩が点在してるので、滑り止めとして利用して登って行きましょう。
ここまで登って来ると支笏湖がとても遠くに見えますね。
視界が開けるので反対側を見ると苫小牧の街並みと太平洋も見えてきます。
休憩も忘れずに取ってのんびり登ります。
まだ午前中なので時間はたっぷりありますね。
外輪山へ向かう道中は高山植物も沢山見る事が出来ますよ。
外輪山付近まで行くと落下防止用の手すりが無くなるので、滑り落ちないよう慎重に進みます。
そしてついに外輪山に到着!
のんびり登って外輪山まで約1時間10分、歩いた距離は1.5キロくらいです。
ここまで来ると溶岩ドームを見る事ができます。
それじゃあ、このまま東山ピークまで行っちゃいましょう!!
AM11:00~樽前山東山ピーク到着(1022m)
最短距離は外輪山を右に回るコースです。
ピークまで0.3キロなのであっと言う間に着いちゃいます。
子供は外輪山に着いたら達成感でいっぱいになるので、そこからグルっと一周するのは、精神的に厳しい部分があります。
子供の様子を見ながら最短距離でピークを目指しましょう!
東山ピークは目と鼻の先!!
今回は晴天に恵まれたので羊蹄山を横目にピークを目指します。
東山ピークに到着!
天気は良かったですが山頂は風が強く肌寒かったです。
見渡す限り360°の大パノラマに感無量です!
登り始めてから登頂までにかかった時間は1時間20分程、お昼前には山頂に着きましたよ。
山頂にはまだ雪が残っていました。
最高の景色を見ながらお昼ご飯(コンビニおにぎり)を頂き、20分くらいゆっくりしてから下山を開始します。
やっぱり山の上で食べるおにぎりは格別!
AM11:30~下山開始
下りは1時間もかからず降りれちゃいますが、足元が滑るので慎重に行きましょう。
今回の樽前山登山は、最高の天気に恵まれて非常に満足度の高い山行となりました!
樽前山登山の感想と注意点など
樽前山は噴火警戒レベル1の活火山
樽前山は現在、火山活動が活発になっていて噴火警戒レベル1の活火山です。
その為、溶岩ドーム及びその近辺に近付くことは禁止されていますので必ず守るようにしましょう。
登山のルール
・ゴミは必ず持ち帰る
・山の物は持ち帰らない
・すれ違いは登り優先
・コンロ等の火気厳禁
・登山道からはずれない
樽前山山頂は風が強い(突風注意)
樽前山の山頂はとても風が強いです。
汗をかいている状態だと体温の低下にもつながりますので、夏場でも必ず長袖は持っていくようにしましょう。
また急に突風が吹くこともあるので、食事などはピークではなく、外輪山の入り口あたりで済ませるのが無難です。
山頂は虫も多いからおにぎりが虫だらけになっちゃうよ!笑
まとめ
今回は北海道いぶり地方の樽前山登山の記録を紹介しました。
今後、樽前山に登りたいと考えてる人は是非参考にして、安全に楽しく登って来て下さいね。
それでは皆様も晴天に恵まれる事を心よりお祈りいたします。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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