最近は大光量で使い勝手のいいLEDランタンがキャンプの主役になっているのが事実。
しかし、僕は便利なLEDランタンよりも、てまひまのかかる【ガソリンランタン】【灯油ランタン】にこの上ない魅力を感じています。
柔らかい光がキャンプサイトを優しく包むガソリンランタンは、我が家のキャンプの主役です!
手をかければかけるほど、我が子のような愛着さえ生まれてきます。
ネットでおすすめのガソリンランタンを調べていると、大抵は某メーカーのランタンばかりがランキングで紹介されていました。
もちろん僕も使用しているメーカーですし、間違いなくおすすめ出来る商品ではあるのですが・・・
そんなありきたりなランタンばかりではつまらない!
そこで今回は【ヒロしば選】として僕の独断と偏見で魅力的な3メーカーをチョイスしましたので紹介させて頂きます。
是非あなたの相棒探しの参考にしてください。
ガソリンランタンのメリット、デメリット。
あなたに合ったランタンの選び方を最初に説明してから、商品の紹介をするので、そちらも読んでみてくださいね!
ガソリンランタンのメリット
明るさ
ガスランタンやLEDランタンに比べて、とにかく明るいです。
使用燃料やランタンによって光量は違いますが、総じて明るいのが特徴ですね。
寒冷、気圧変化に強い
LEDランタンは寒冷地では電池やバッテリーを激しく消耗し光量も安定しません。
またガスランタンも寒冷地や気圧の低い高所では、火力が安定せず光量が落ちます。
それに比べ、ガソリンランタンはどんな環境でも安定した燃焼を維持することができ、光量も落ちません。
圧倒的キャンパー感
暖色系の暖かみのある光。
独特な燃焼音。
点火までのポンピング作業等・・・
これらのガソリンランタンならではの作業、光、音はまさにキャンプの醍醐味の1つと言っても良いのではないでしょうか?
慣れるまでは大変ですが、ガソリンランタンはあなたのキャンプシーンの雰囲気を確実に盛り上げてくれます。
一度この魅力に取りつかれると本当に病みつきになります(笑)
最初は大変!と思う事も多いですが、慣れてしまうとガソリンランタン一択ですね(笑)
ガソリンランタンのデメリット
価格、コストが高い
ガソリンランタンは本体価格が、その他のランタンに比べて全体的に高め。
燃料も(ホワイトガソリン、ガソリン、灯油)とありますが、LEDランタンに比べてコストが高いです。
ガスランタンと比べるとホワイトガソリンが少々高いですが、通常のガソリンや灯油のタイプだと使用感としては、さほど変わりないように思います。
手間がかかる
燃料を補充し、ポンピングで圧を加えて、マントルを空焼きし点火。
LEDやガスランタンではボタン1つで出来ることにこれだけの手間がかかるので、慣れないうちは大変です。
とにかく楽な方が良い!って方にはあまり向かないですね。
室内では使用できない
火を使うガソリンランタン、ガスランタンはテント内での使用はNGです。
火災の原因にもなりますし、不完全燃焼を起こし一酸化炭素中毒になる可能性もあるので、換気の良い屋外で使用してください。
ガソリンランタンの選び方
ガソリンランタンを選ぶ際にチェックする点は以下の通りです。
・タンク容量(燃焼時間)
・使用燃料
使用目的により選ぶランタンは変わってきますが、ガソリンランタンの場合はメインランタンとして使用するか、補助的なテーブルランタンとして使用することが、ほとんどだと思います。
明るさ
屋外のメインランタンとして使用する場合は200CP(キャンドルパワー)は欲しいですね。
200CPは130W相当の明るさと同じくらいと考えてください。
ガソリンランタン、ガスランタンの明るさ説明にはこのCP(キャンドルパワー)で表記されてることが多いです。
テーブルランタンとして使用する場合は50~100W以下くらい(メインランタンよりは暗く)の物を選ぶのが基本です。
タンク容量(燃焼時間)
燃料を満タンに入れた場合の燃焼時間は必ずチェックしましょう。
メインランタンとして使用する場合、明るさを最大にした状態で7時間程度は欲しいです。
メインランタンは基本的に日が落ちてから就寝まで付けたままになるので、7時間あれば安心かと思います。
テーブルランタンとして使用する場合は、作業中の使用(調理や読書)が主になりますので4~5時間程度もあれば十分問題無いですね。
使用燃料
使用燃料は主に3種類あります。
- ホワイトガソリン
- レギュラーガソリン
- 灯油
上から順に燃料の純度が高く、燃焼してる時の明るさも明るいですが、値段は高くなります。
各ランタンにより使用できる燃料が決まってますので、指定燃料以外は絶対に使用しないようにしましょう!
ガソリンランタンおすすめメーカー別3選
1:Coleman 286A ワンマントルランタン
ガソリンランタンの王道!
ガソリンランタンと言えばコールマンです。
長年積み重ねた高い信頼と、アフターサービスの充実さ、昔から変わらないデザインが魅力です。
コールマンのガソリンランタンは僕も10年以上、使ってますが簡単な部品交換のみで、まだまだ現役で使ってますよ!
●明るさ:約200CP/130W相当 ●燃料タンク容量:約590cc ●燃焼時間:約7.5-15時間 ●本体サイズ:約φ16×31(h)cm ●重量:約1.4kg ●使用燃料:ホワイトガソリン
豊富なラインナップの中から不動の人気を誇る286Aランタンを紹介します。
使用燃料はホワイトガソリン、コールマン専用の物が販売されてますので、こちらを使用すると安心ですね。
最寄りのホームセンター等にも売ってますのでチェックしてください。
明るさは200CP/130W相当で明る過ぎず、暗くはないと言った感じ。
キャンプの雰囲気を重要視したいと言う人にはこれくらいの明るさがベストだと僕は考えます。
細かい作業をする場合は、手元が若干暗くなるので補助用にテーブルランタンがあると良いです。
燃焼時間も7.5~15時間なので十分ですね。
コールマンにはもっと明るいガソリンランタンもあるんですが(ノーススター等)
キャンプはちょっとした不便さも楽しみの1つと考えているので、これくらいの明るさをおすすめしたいです!(完全個人的主観)
2:Petromax HK500 圧力式 灯油ランタン
灯油式ランタンの先駆け!
ペトロマックスは1917年に誕生してから現在まで100年以上も変わらぬデザインと性能で愛され続けています。
●カラー:ブラス●サイズ:約直径17 × 高さ40cm ●本体重量:2.4kg ●タンク容量:1L●燃焼時間:約8 時間●明るさ:500CP(約400W)
使用燃料は灯油、ガソリン系燃料に比べコスパが良くガソリンスタンドで簡単に手に入るのが魅力。
ガソリン系燃料に比べて、明るさは落ちますが最大500CP/400W相当の火力があるペトロマックスなら、メインランタンとして十分な力を発揮してくれます。
燃焼時間は8時間あるので一晩過ごすには十分な時間です。
ランタンのサイズは、ずっしりと大きめ!
点火してない日中でさえも、その存在感が際立つことでしょう!
3:FEUERHAND ベイビースペシャル 276
1893年にドイツで誕生したフェアーハンド社のオイルランタンです。
雨風、寒冷地にとても強く、過酷な環境でもしっかりと明かりを灯します。
ヒマラヤ遠征、航海、軍隊等、過酷な環境で積極的に採用されている実績が信頼の証。
●サイズ:約直径15 × 高さ26cm ●本体重量:480g ●タンク容量:340ml●燃焼時間:20時間以上●明るさ:5W
燃料は灯油で、燃焼方式はオイル式(理科の実験で使ったアルコールランプ的なやつ)
オイル式なので面倒なポンピング作業なども必要無く、燃料をいれて着火するだけです。
明るさは5W程度ですので、テーブル用の手元ランタンや雰囲気作りにおすすめです。
燃焼時間は驚きの20時間以上もあるの燃料切れの不安は全くないですね。
最大の魅力はベイビースペシャルの強固なガラスと特殊構造により、風速80メートルでも消えずに燃焼し続けると言うこと。
手元用のテーブルランタンはベイビースペシャル一択と言っても過言では無いですね!
まとめ
今回は僕の独断と偏見で選んだ3つのランタンを紹介しましたが、参考になりましたでしょうか?
メインランタンとテーブルランタンの2つを用意すると、作業し易く雰囲気の良いテントサイトをコーディネート出来ますよ!
ですが灯油ランタンと言う選択肢を増やすことで、こんなに素敵なランタンが沢山見つかりますので、是非あなたのお気に入りのランタンを見つけてみてくださいね。
他にもこんなにオシャレで素敵なランタン見つけたよ!
って人がいたら是非コメント欄にて教えて頂けると嬉しいです!
最後までご覧頂きありがとうございます!!
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