シーズン始めに新しい板を使ってはいけない理由、ブッシュと雪質に要注意!

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山では初雪の頼りが届き出した今日この頃。

あなたもスノーボードの準備を始めている頃かと思います。

ヒロしば
ヒロしば

でもちょっと待って下さい!

特に新しい板を手に入れてテンションが爆上がりしているあなたは、この記事を読んで一旦冷静になって欲しい。

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シーズン始めに新しい板を使ってはいけない理由

ブラックデッキso

新しい板を手に入れたら「早く使いたい!」その気持ちは良く分かります。

僕も今シーズンはおNewの板を買ったので早く使いたい気持ちはありますが、シーズン始めは今までの古い板を使って滑る予定です。

シーズン始めのゲレンデには、スノーボードを痛める要素が多いのはご存知ですか?

大きい要因としては【ブッシュ】と【小石】と【雪質】、それぞれ板を痛める理由を見て行きましょう。

意外と弱い?スノーボードの滑走面

ブラックデッキso裏面

まずはこれを知っておいて欲しいのですが、スノーボードの滑走面は弱い(脆い)です。

滑走面はポリエチレン系の樹脂素材で出来ているのを知っていますか?

ポリエチレンは低温に強く雪山を滑るスノーボードには最適な素材ですが、逆に熱には弱く硬い物に当たると簡単にえぐれたり凹んだりします。

これらの特徴を理解しシーズン始めの雪山の状況を考えて行きましょう。

シーズン始めはブッシュが多い!

ブッシュ

ブッシュとは、雪の下から飛び出している木の枝などの事。

シーズン始めは積雪量が少ないので、雪で埋まりきっていない木の枝が無数に顔を覗かせています。

ブッシュは意外と硬く、避けきれずにスノーボードで踏みつけてしまうと滑走面に傷が付きます。

場所によっては避けきれないほど大量のブッシュが出ている箇所もあるので、新しい板で滑るのは恐怖でしか無い。

シーズン始めは小石も多い!

小石

積雪量が少ない事の弊害はブッシュだけではありません。

ゲレンデを整備する圧雪車は雪を掻き混ぜながら圧雪してるので積雪量が少ない場合、雪の下の小石を少し巻き込みながら圧雪してしまうんですよね。

その過程で小石が雪の表面に浮いてくる事が良くあるんです。

小石は発見し難く、木の枝よりも圧倒的に硬いので小傷どころか滑走面が大きくえぐれてしまう可能性が高い。

ヒロしば
ヒロしば

下手したらショップでも修復出来ない事態に笑

シーズン始めは雪質が悪い!

人工雪ゲレンデ

気温、湿度の低い時の雪はフカフカ。

気温が低く、湿度の高い雪はビシッと締まっていますよね。

ではシーズン始めの気温が高い雪はどうでしょうか。

シャーベットのようにジャリジャリしてて雪と言うよりは粉砕された氷に近いですね。

つまりはハイシーズンに比べて雪が尖っているんです。

そんな雪の上をスノーボードの板で滑ると、傷が付きやすいのは容易に想像できるかと思います。

これくらいであれば、元々スノーボードの板には滑走方向に対してストラクチャーと言われる細かい溝が彫られているので直進してる分には大した問題ではありません。

ですがシーズン始めは滑走出来るゲレンデ幅が狭く、人を避けながら降りる事になるので必然的に横滑りで降りる場面も多くなります。

小傷が滑走方向に対して横に入ってしまうと直進安定性が落ちる原因に。

ヒロしば
ヒロしば

まぁセルフメンテナンスで簡単に改善出来るレベルだと思いますが、新品の板だと何となく嫌ですよね笑

このようにシーズン始めのゲレンデにはスノーボードを痛める要素が非常に多いので、大切な板は基本的に使用しないのがベターです。

シーズン始めを安心して楽しむ為の対策

シーズン始めのスキー場

でもせっかくゲレンデがオープンしているのですから、スノーボードを思いっきり楽しみたいですよね。

ここからはシーズン始めのスキー場を楽しむ為の対策を紹介します。

【対策1】古い板を使う

古い板

1番の対策としては、前シーズンまで使っていた古い板を使用する事です。

古い板であれば、既にだいぶ傷んでいるかと思うのでそこまで気にする必要は無いですよね。

ヒロしば
ヒロしば

1番安心の方法です笑

チビしば
チビしば

でも板は今回買った新しいやつしか持ってないよ!

そんな方は下記を参考にしてみて下さい。

【対策2】標高の高いゲレンデに行く

高山

標高の高いゲレンデであればシーズン始めでもある程度、積雪量が多く気温も低いので問題無く滑れる可能性が高いです。

滑りに行く前日に当日の気温チェックと、スキー場にゲレンデ状況を聞いておくとなお良いですね!

【対策3】ホットワックスで滑走面の保護

ホットワックス

ホットワックスは滑りの質を上げるだけでは無く、スノーボードの滑走面を傷から守ってくれる役割もあります。

初滑り前に数回に分けて丁寧にワックスがけをしておけば、少なからず滑走面を傷から守ってくれるでしょう。

基本的には【対策1】無理なら【対策2】と【対策3】の併用で

やはり基本的にはシーズン始めに新しい板を使わないのが1番ですが、無理であれば【対策2】と【対策3】を併用してしっかり保護して行きましょう。

スノーボードは丁寧に使えば永く乗れる

長く乗る

スノーボードの板に対するちょっとした気遣いで、良い状態を長く保つ事が出来ます。

僕らサラリーマンにとってスノーボード用品は決して安い買い物では無いですよね。

ヒロしば
ヒロしば

道具を大切にする人は上達も早いみたいですよ!

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