春のストップ雪対策の簡単なワックス方法を考えました。
そろそろウィンターシーズンも、終わりが近づいて来ましたがスキー、スノーボードが大好きな皆さんはまだまだ滑っている事と思います(笑)
しかし春になると、こんな声を良く聞きます。
しっかりワックスかけて来たのに、途中から全然滑らなくなっちゃった!
この原因の多くは、ワックスが剥がれたのではなく、ワックスをかけたソールの上に黄砂や泥汚れが付着し雪面との摩擦が大きくなってしまう事がほとんどなんです。
対策としては、黄砂用のワックスを使用するのが一般的ですが、僕は自宅にある通常のワックスを利用して春雪を一日中快適に滑る方法を考えました!
この方法なら、わざわざ新しく専用のワックスを購入しなくても、快適に滑れるので是非試してみてくださいね。
基本的なホットワックスのかけ方はこちらの記事を参考にしてください。
【春雪対策】ワックスは剥がすな!!
結論から言うと、見出しの通りワックスを剥がさずゲレンデに行ってください(笑)
詳しくは今から説明しますね!
【春雪対策】ワックスがけの方法
まずは通常通りベースワックスをかけてベース作りをします。
シーズン前にベース作りをしてない人は3回くらいはベース作りをして欲しいですね!
ベースワックスが完了したら、次はさらにワックスを重ね塗りしていきます。
春シーズンで外気温も雪の温度も高くなってますので、ここではお手持ちの中で一番、温度帯の高い(柔らかい)ワックスを使用してください。
改めてワックスに関してしっかりと考察した結果、春雪であっても中間程度の温度帯のワックスがベストという結論に至りましたので、訂正させて頂きます。
詳しくは下記記事を参考にして下さい。
え!?
剥がさないでそのまま滑りに行くの!?
そう!
今回、一番重要なのは【ワックスを剥がさない】でゲレンデに行くことです!
剥がさない事で若干滑りは悪くなるんだけど、春雪の滑らなさに比べたら微々たるものなので、そのままゲレンデにGO~!!!
【春雪対策】いざゲレンデへ!持ち物は?
ゲレンデに行く際に必ず持って行って欲しい物があります。
【スクレーパー】と【ナイロンor馬毛ブラシ】です。
ブラシはとりあえず、どっちでも大丈夫です。
スクレーパーとブラシは小さい物があれば、荷物にならないのでその方が良いですね。(通常の大きさの物でも全然構いません)
ゲレンデに着いたら、お昼くらいまではそのまま滑ってください。
大体、お昼過ぎくらいには滑走面が汚れて来て全然滑らなくなると思います。
こんな感じ。
転載:DQNボーダー養成講座
画像は汚れ具合が分かりやすかったので、DQNさんのサイトから転載させて頂きました。
【春雪対策】お昼休憩でやるべき事
ねぇ~!
全然滑らなくなって来たし、お昼だから何か食べて休憩しようよぉ~
このお昼休憩で滑らなくなったソールを復活させます!
黄砂や泥で汚れたソール表面にスクレーパーをかけてワックスを削ります。
ワックスを剥がさずに厚塗りして来てるので、半日滑走した後も表面のワックスが残っていて、泥汚れと一緒にスクレーパーで削り落とす事が出来ます。
スクレーパーで表面の泥とワックスを落としたら、ナイロンor馬毛ブラシで軽く擦り滑走面を仕上げます。
これでまた綺麗なソールが蘇るんです!!
ここからさらに半日くらいは問題なく滑れるので、一日中快適に滑れますね!
なるほど!
厚塗りのワックスに汚れを吸着させて、汚れてきたらワックスごと剥がせば良いんだね!!
【春雪対策】更に快適に滑りたい人の為に
基本的にどんなワックスを使用するにしても、僕は上記の方法をオススメしますが、下記のアイテムを使用することでさらに効果が高まるので興味があれば試してみてください。
【春雪対策】フッ素入りワックスを使用
春雪は水分を含んでいる量が非常に多いです。
その水分が滑走面と雪面の間に大量に入り込むことによって摩擦が生まれ、滑走速度が遅くなってしまいます。
これがいわゆる【ストップ雪】の原因ですね。
ワックスにフッ素が入っている事によって、多量の水分を細かい粒状に分散する効果が得られるので、気温の高い日はフッ素入りの滑走ワックスを仕上げに使う事をオススメします。
【春雪対策】黄砂用ワックスを使用
黄砂用ワックスもフッ素が入っていて、滑走ワックスと同様の効果を期待出来ますが、黄砂や泥汚れに強く通常のフッ素入りワックスよりも春雪に特化した専用ワックスです。
あれば使った方が良いですが、値段も高く春シーズンにしか使用しないので、趣味で楽しんでいる程度の僕らには中々手が出せませんよね(笑)
こちらを無理して買わなくても、まずは僕の技を使ってみてください!
まとめ
今回は手持ちの道具を駆使して、春シーズンを乗り切る方法をお伝えしました。
スノーボードは工夫次第であまりお金をかけずに楽しむ方法が沢山あります。
これからも色々な技を紹介していくので楽しみに待っていて下さい。
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