スノーボードの板にステッカーを綺麗に貼りたい!
ステッカーを貼ったけど空気が入ってすぐ剥がれてくる!
そんな悩みはありませんか?
今回はステッカーを貼る理由と、剥がれないように綺麗にステッカーを貼る方法を紹介します。
カッコよくステッカーチューンをする方法はこちら
ステッカーってなんで貼るの?
ゲレンデに行くと、スノーボードの板に個性豊かなステッカーを貼っている光景を沢山見ると思います。
なんか出来る感あってカッコイイよねー。
それもそのはず、元々スノーボードに貼るステッカーはプロのスノーボーダーやショップのライダーさん達が、サポートしてくれているショップやメーカーを宣伝する為に貼るものなので、出来る感やカッコイイ印象を受けるんです。
本来は広告塔の役割を担ってますね。
それに魅了された一般のスノーボーダー達も真似してステッカーを貼るようになったんですね。
カッコイイだけじゃない?ステッカーを貼るメリット
ステッカーを貼るのは何もカッコイイから、だけではありません。
スノーボード板の取り違いや盗難防止にも、とても有効な手段の1つなんです。
ゲレンデに行くと所狭しとスノーボードの板が並んでいますよね。当然自分と同じ様な板を使ってる人も沢山います。
出典:http://blog.livedoor.jp/okashi1/archives/51872981.html
ですがステッカーを貼ることによって、間違って板を持って行かれる可能性が減り、自分も他の板と取り違える事が無くなります。
確かに自分でステッカーを貼った板なら絶対に間違えないよね。
最近はゲレンデでの板の盗難が増えていますが、ステッカーチューンをしている板は窃盗犯が自分で使うにしても、転売するにしても足がつき易く、盗難にあう可能性が下がるので新しい板こそステッカーチューンをするメリットは高いと言えます。
しっかり鍵でロックするのが1番良いけどね。
ステッカーの種類
スノーボードに使用するステッカーは、必ず防水仕様の物を使います。
種類は大きく分けて2種類あり【ベタ貼りタイプ】と【カッティングシート】です。
それぞれどんな物なのか特徴も踏まえて確認して行きましょう。
ベタ貼りタイプステッカー
通常のシールと同じ形状のステッカーが、ベタ貼りタイプです。
このタイプは割りと貼りやすく、接着面も多いので剥がれにくい特徴があります。
ステッカーの種類も多く、価格も手頃な物が沢山あるので、初心者はまずベタ貼りタイプに挑戦すると失敗するリスクも少ないでしょう。
今回解説で使用するのは、こちらのベタ貼りタイプです。
カッティングシートステッカーにも使える張り方なので安心してください。
カッティングシートステッカー
文字やデザインが切り抜かれているタイプのステッカーです。
こちらのタイプはデザイン性が高く、元々スノーボードのデザインなのでは?と思うくらい周りのデザインに馴染みます。
デメリットは貼るのが難しいことに加えて、接着面が少ないのでしっかり貼らないと、すぐに剥がれてきてしまう点です。
価格もベタ貼りタイプに比べて高価な物になるので、しっかり貼り方をマスターしないと後々後悔することになります。
ステッカーを綺麗に貼る為に必要な物
下記で紹介する道具を使用すると綺麗にステッカーを貼ることが出来ます。
基本的にスノーボードのメンテナンスにも使う道具なので、持ってない方はこの際ゲットしちゃいましょう!
・ワックスリムーバー
・スクレーパー
(定規で代用可)
・キッチンペーパー
・ヒートガン
(ヘアドライヤーで代用可)
何も無くても貼れるんですが、剥がれにくくしっかり貼るためには必要不可欠です。
激しいスポーツな上に雪上で水滴も沢山付くので、しっかり貼らないとすぐに取れちゃいますよ。
ステッカーの貼り方
ステッカー貼りの準備
まずはステッカーを貼る位置を考えます。
複数枚貼る場合は全体のバランスも考えながら『ここだ!』という位置を決めましょう。
写真:まだ貼ってません!場所を決めただけですよ。
1度貼ってしまうと剥がせないので慎重に
貼る場所が決まったらリムーバーとキッチンペーパーを使用し、板の表面に付いた汚れや油分を綺麗に拭き取ります。
汚れが付いた状態だと浮きの原因になりますし、油分が付着していると剥がれる原因にもなりますよ。
次にドライヤーを使用し、ステッカーと板を温めます。
ステッカーの粘着面は熱を加える事によって柔らかくなり接着力が強くなります。
ヒートガンを使用する場合は高熱になるので、やり過ぎないように注意です!
この一手間で更に剥がれにくくなるんだよね。
ステッカーを板に貼る
それではステッカーを貼って行きましょう。
最初にステッカーの隅を少しだけ剥がし板に貼ります。
一気に剥がすと貼る時にシワになったり空気が残ったりするのでNG。
その後、剥離紙を剥がしながら少しづつ貼っていきます。
空気が入らないように慎重にね。
もし空気が入っても剥がして貼り直すのはダメです、接着力が弱くなったりステッカーがシワになったりするので。
じゃあ空気が入ったらどうするの?
そのままでも良いんですが、気になる場合は最後にカッターや針で小さい穴を開けて空気を抜くのがオススメです。
ステッカーを完全に貼ったらもう一度ドライヤーで温め、剥がした剥離紙をスクレーパー(定規)に被せます。
ツルツルとした面が外側になるようにして、ステッカーを上から擦ってしっかりと板に馴染ませましょう。
ステッカーに当たる方をツルツル面にしないと滑りが悪く、引っかかって破れたりするので注意です。
これでステッカーの貼りの全工程が完了!
綺麗に貼れましたか?
ダイカットステッカーの場合
基本的にはベタ貼りタイプと同じですが工程が少し増えます。
まずステッカーを剥がす前にシートの上から定規で全体を擦って下さい。
ダイカットステッカーは3層になっていて、1番上の透明シートと下の油紙の間にステッカーが挟まっている状態になってます。
先に上から擦る事で透明シートにステッカーをしっかり貼り付けておくと、綺麗に剥がす事が出来ますよ。
細かいデザインのステッカーは特に難しいです。
透明シートごと端からゆっくり剥がし、スノーボード板に貼って行きます。
ステッカーがちゃんと付いて来てるか確認しながら、ゆっくり確実にやって行きましょう。
全体貼り終わったら、透明シートの上から定規で擦って行きます。
要領はベタ貼りタイプと一緒。
ダイカットステッカーはベタ貼りタイプと違い柔らかく脆いので、透明シートを剥がして直接擦るのはNGです。
透明シートを剥がす時もゆっくり慎重にやって下さい。
透明シートにステッカーが付いて来てしまったら、少し戻して再度透明シートの上から擦ると、しっかり板に貼り着くはずです。
透明シートを全部剥がし終えたら完了。
最後に軽くドライヤーを当てておくと更に板と馴染むので、時間があればやっておきましょう。
正しい貼り方を覚えてステッカーを長持ちさせよう!
ステッカーと言えど決して安い買い物ではありません。
大切なステッカーを無駄にしない為にも、しっかり貼り方を覚えて出来る限り長持ちさせましょう。
ステッカーの正しい貼り方を覚えて、今シーズンを是非あなたもステッカーチューンに挑戦してみてくださいね!
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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