今回はマイボードを購入したら必ずやって欲しい【ダリング】について、意味やなぜ必要なのか、やり方まで説明します。
ダリングを行う事で、より安全にスノーボードを楽しむ事が出来ます。
ダリングとは?スノーボードを購入したら必ずやること
スノーボード板の周りをグルっと覆っている鉄の部分を【エッジ】と言います。
このエッジは包丁などの刃物のように鋭利になっていることで雪面を削り雪に壁を作ってブレーキをかけたり、ターンをしたりしています。
エッジの雪面に接しない部分を削り丸めて、余計な引っかかりを無くす作業を【ダリング】と言います。
ダリングの目的と必要性
ダリングはスノーボードを安全に滑る上で、絶対に必要な作業です。
ダリングを行わない事によって、思わぬ怪我や事故を招く原因になるので必ず行いましょう。
操作性の向上
スノーボードは自然環境を相手にし、かつバランスのスポーツですので、本来雪面に触れない部分であっても、雪面の凹凸やバランスを崩した時、不意に引っかかってしまう事が多々あります。
不要な部分のエッジをあらかじめダリングしておく事で、不測の事態でもリカバリーがしやすく操作性の向上に繋がります。
安全性の向上
エッジは包丁のような刃物であるとお伝えした通り、時には自分や他者を傷つける凶器にもなります。
スノーボードは凶器と言うことを一人一人が、しっかりと理解し安全安心に楽しむ為にも、最低限【ダリング】を行ってから滑りに行って下さい。
楽しいことには、危険もつきものってことだね!
楽しい思い出を作るためにも、しっかりとした知識をつけて人には迷惑をかけないようにしないとね!
ダリングのやり方
必要な道具
・鉄やすり
・キッチンペーパー
・切傷防止手袋or軍手など
有効エッジの確認
スノーボードの板を床に対して垂直に立てます。
板を股に挟むとやり易いですね。
テープを用意して板の先端から、板が床に触れている部分までスライドして、止まる位置(床と板が接している部分)に来たらテープを貼ります。
テープを貼った位置の隣、有効エッジ部分にもう一枚テープを貼り、最初に貼った方を剥がします。
同じ要領で前後、左右の残り3か所にもテープを貼っていきます。
上の画像で赤線を引いた部分より外側が、雪面に接しない不要なエッジ部分ですので、そこをダリングします。
今後、上達して来たり滑りのスタイルなどによって、有効エッジの一部をあえてダリングしたりする機会もあるかもしれないので、この調べ方は覚えておいて損はないです。
ちなみに僕は有効エッジを8㎝程度ダリングした板で滑っています。
その辺の詳しい話は、また違う機会でさせてもらいますね。
ダリングの方法
ダリングの方法はとっても簡単です!
先程貼ったテープから先端部分の間を鉄やすりで丸めていくだけの作業です。
まとめ
今回はダリングの必要性と方法について紹介しました。
最低限ってことは、スノーボードの板を買ったら他にやった方が良い事ってあるの?
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