お気に入りのゴーグルを購入したら、少しでも長く大切に使いたいですよね。
今回は、せっかく購入したゴーグルを安心して持ち運び保管する為のゴーグルケースの選び方を紹介します。
ゴーグルケースの種類も把握して失敗しないケース選びをしましょう。
ゴーグルケースの種類は大きく分けて三種類
スキー、スノーボード用のゴーグルケースは【ソフトケース】【セミハードケース】【ハードケース】の主に三種類に分ける事が出来ます。
まずはそれぞれのケースの特徴をみていきましょう。
ゴーグル用ソフトケース
ソフトケースは、柔らかい布地の素材で出来ているケースです。
基本的にはゴーグルを購入した際に最初から付属で付いている場合が多く、購入する場合も比較的安価であり、一般的に一番知れ渡っているケースがこのソフトケース。
ソフトケースは柔らかい素材で出来ているので、ゴーグルの水分や汚れを拭き取るためのゴーグルクロスとしても代用が可能で非常に便利です。
ですがその反面ただの布ですので、外的な衝撃などからゴーグルを守ることが出来ないので、落としてしまったり何かの下敷きになると簡単にレンズやフレームが損傷してしまう可能性があり、保管や持ち運びの際にはどうしても不安があります。
ゴーグル用セミハードケース
セミハードケースは、レンズ面が硬質なハードケースで、裏面は通気性の良いソフトケースになっているソフトケースとハードケースの中間に位置するケースです。
表面が硬質になっているのでレンズへの衝撃を緩和し、裏面は布地やメッシュになっているので、持ち運ぶ際にハードケースほどかさばらないのがメリット。
しかし裏面はソフト素材なので、強い衝撃を受けるとゴーグルのフレームが歪んでしまう可能性は少なからずあるでしょう。
ゴーグルにセミハードケースが付属している場合はそちらを使用しても問題ないですが、せっかくゴーグルケースを購入するのであれば、次に紹介するハードケースを僕はおすすめします。
価格はハードケースよりもリーズナブルな物が多いので、こだわらない場合はセミハードケースでも良いかもしれません。
ゴーグル用ハードケース
外的な衝撃から、ゴーグルを完全に守ってくれるのがハードケースです。
他のケースに比べて、大きさもあるので持ち運ぶ時にかさばるデメリットはあるものの、安全に持ち運ぶ事を考えると絶対にハードケースを使用するのが良いでしょう。
ハードケースを選ぶ際にはゴーグルサイズに合うか確認するのは勿論のこと、裏面や側面に通気性を良くする為のベンチレーション(メッシュ部分)がある物を選んで下さい。
ゴーグルにとって湿気はレンズやスポンジを痛める原因になります。
ゴーグルを保護する最適なケースの選び方
上記でゴーグルケースの種類を紹介しましたが、ゴーグルにとって1番良い保管方法はなんでしょうか?
僕の経験から1番良いのは、ソフトケースに入れてからハードケースに収納する方法です。
ゴーグルサイズにピッタリなハードケースであれば、それだけでも問題ありませんが、余裕のあるケースだと中で動いてレンズを痛めてしまう可能性があるので、ソフトケースに入れておくことによって、そのリスクをカバー出来ます。
レンズクリーナーに代用出来るソフトケースだから、一石二鳥だね!
セミハードケース+ハードケースでも良いんですが、セミハードケースごと入れるには少し大きめなハードケースが必要ですし、ソフトケースの方がレンズクリーナーとして代用も出来るので利便性を考えるとソフトケースを使用するのが良いでしょう。
⚠使用後のゴーグルを収納前に必ずやるべき事
ケースの紹介は以上ですが、ゴーグルを使った後ケースに収納する前に必ずやって欲しい事があります。
それは【水分を綺麗に拭き取る】
これをしないで収納してしまうと、臭いが付くのはもちろん、レンズやスポンジの劣化にも繋がるので必ず行って下さい。
以下に手順を紹介します。
【手順1】室内に入ったら数分放置
滑り終わって室内に入ると、ゴーグルのレンズやスポンジには雪や氷が沢山付着していると思います。
まずはこれが自然に溶けるまで待ちます。
無理に剥がそうとすると、スポンジがちぎれたりレンズに傷が入る事があるのでNG。
また暖房の近くで一気に溶かすのもダメです。
ゴーグルは熱に弱く、最悪フレームが歪む原因に…
あくまでも室内の気温で自然に溶かして下さい。
レンズが簡単に外せるタイプの場合は、レンズを外しておくと乾くのも早く、その後の作業も楽です。
凍っている場合は無理に外さないで下さい。
【手順2】ゴーグルの水分を拭き取る
氷が溶けたらレンズクリーナー等で水分を拭き取ります。
レンズ、スポンジ、フレームに付いた水分を出来る限りしっかりと拭き取って下さい。
食堂等にある紙ナプキンなどのガサガサした物で拭くのはレンズやスポンジを痛めますので、絶対にやめましょう。
市販のレンズクリーナーやソフトケースの布地がベストです。
【手順3】もう一度乾燥させてから収納する
ある程度水分を拭き取ったら、もうしばらくそのまま放置して、残った水分が乾くのを待ちましょう。(時間があれば数十分程度、放置しておくと良いです。)
その後にソフトケース→ハードケースの順に収納して完了です。
自宅や宿泊先に戻った後、出来ればもう一度ケースから出して乾かすと、なお良いでしょう。
ゴーグルは適切に保管すれば永く使える
すぐ曇るようになってしまったり、スポンジが傷んでしまうゴーグルですが、しっかりと保管する事で永く愛用する事が出来ます。
ゴーグルケースを買うのは出費がかさみますが、長い目で見るとコスパの良い買い物になる事は間違いないでしょう。
ケースは次のゴーグルにも使えるしね。
是非あなたもゴーグルケースを検討してみては如何でしょうか?
コメント